サブ課題B 成果例011
物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点
- 館山 佳尚、濱田 幾太郎、飯塚 将太、Ashu CHOUDHARY
物質・材料研究機構 情報統合型物質・材料研究拠点
- 袖山 慶太郎
【H29年度】次世代電池界面被膜
界面被膜については、グラファイト負極と無機系界面被膜の間の界面のLi+イオンの輸送について解析を進め、その微視的機構が明らかになりつつある。さらに近年注目を集めている全固体電池のボトルネック解消を目指して、第一原理サンプリングを用いた全固体電池の固固界面の構造探索および機能解析も進めている。本解析により界面抵抗の微視的起源とその解消法が明らかになることが期待される。これらの界面計算は様々な精度確認が必要となるためまだ論文発表には至っていないが、平成30年度には新しいコンセプト提案ができる見込みである。
我々はさらに実験(国プロ)・企業との連携を積極的に推進し、電池内の複雑な原子・分子挙動の解明を強力に進めている。