イベント情報

重点課題5に関連するシンポジウムやワークショップなどのお知らせです。

第3回 大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウム - 最先端電池材料 -

開催趣旨

SPring-8、J-PARC/MLF等の大型実験施設と「京」をはじめとするスーパーコンピュータとの連携利用は、数値シミュレーション手法と実験的手法の特性を相互に補い合う形での研究成果の創出につながり、その推進は多方面から期待されています。本シンポジウムは、この連携利用促進のため一昨年、昨年に引き続き開催されます。本年は最先端電池材料をテーマとし、この分野に於いて実施されているハイレベルの連携利用の研究事例や今後の連携利用を見据えた実験側、計算側の研究内容を紹介していただきます。プログラムの最後に「最先端電池材料の研究開発における計算科学と実験との連携」をテーマにパネル・ディスカッションを行います。また、副会場では電池材料計算ソフトウエア紹介展示、各施設(SPring-8、J-PARC/MLF、「京」を中核とするHPCI共用計算資源)の利用方法の案内ポスター展示等が行われます。皆様の参加をお待ち申し上げます。

主催・協賛・協力・後援

主 催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)、(一財)総合科学研究機構(CROSS)、(一財)高度情報科学技術研究機構(RIST)、ポスト「京」重点課題⑤「エネルギーの高効率な創出、変換・貯蔵、利用の新規基盤技術の開発」
協 賛 理化学研究所、J-PARCセンター、電気化学会、日本放射光学会、日本中性子科学会、光ビームプラットフォーム、SPring-8利用推進協議会、ポスト「京」重点課題②「個別化・予防医療を支援する統合計算生命科学」、同③「地震・津波による複合災害の統合的予測システムの構築」、同④「観測ビッグデータを活用した気象と地球環境の予測の高度化」、同⑥「革新的クリーンエネルギーシステムの実用化」、同⑦「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成」、同⑨「宇宙の基本法則と進化の解明」、元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>京都大学触媒・電池元素戦略研究拠点
協 力 ポスト「京」重点課題⑧「近未来型ものづくりを先導する革新的設計・製造プロセスの開発」
後 援 文部科学省、兵庫県、茨城県

開催日時・会場

開催日時 2016年9月1日(木) 9:30~17:35
場 所 東京・秋葉原UDX 6階、カンファレンスA+B+C(主会場)
及びD(副会場) アクセス
東京都千代田区 外神田4−14−1
定 員 180名程度(どなたでも自由に参加いただけます)
参加費 無料

参加登録

申し込みを締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

  • 申込フォームからお申し込みください。メールでのお申し込みは受け付けておりません。
  • 申込締切: 2016年8月30日(火)17:00
  • ※申込多数の場合、締切前に受付を終了させていただくことがあります。お早めにお申し込みください。

講演プログラム

09:00 – 受付開始
09:30 – 09:40 開会挨拶 藤田浩(JASRI)
横溝英明(CROSS)

第1セッション(Part1)オーバービュー
座長:木村晴行(RIST)

09:40 – 10:16 SPring-8の現状 宇留賀朋哉
(JASRI)
J-PARC・MLFの現状 金谷利治
(J-PARCセンター)
HPCIにおける産業利用と連携利用の現状 塩原紀行
(RIST)
10:16 – 10:30 休憩(Coffee Break)
副会場

第1セッション(Part2)基調講演
座長:館山佳尚(NIMS)

10:30 – 11:15 量子ビームを用いた蓄電池・燃料電池オペランド解析 内本喜晴
(京都大学)
11:15 – 12:00 電気自動車高性能化への挑戦:放射光とスパコンが解き明かす電池の姿 今井英人
(株式会社日産アーク)
12:00 – 13:00 ランチ

第2セッション(Part1)連携利用の事例紹介
座長:福島喜章(CROSS)

13:00 – 13:45 燃料電池電解質膜の構造と物性に関する京とSPring-8の連携 岡崎進
(名古屋大学、分子科学研究所)
13:45 – 14:30 ミュオンで視る電池材料内のイオン拡散 杉山純
(株式会社豊田中央研究所)
14:30 – 14:45 休憩(Coffee Break)
副会場

第2セッション(Part2)連携利用の事例紹介-続き
座長:佐野則道(JASRI)

14:45 – 15:30 計算科学との連携による新規高濃度電解液の開発 山田裕貴
(東京大学)
15:30 – 16:15 中性子・放射光の相補利用によるリチウムイオン電池材料の充放電過程における平均・局所構造および電子構造解析 井手本康
(東京理科大学)
16:15 – 16:30 休憩(Coffee Break)
副会場

第3セッション パネル・ディスカッション
座長:木村晴行

16:30 – 17:30 最先端電池材料の研究開発における計算科学と実験の連携
(キーワード:電極反応、イオン輸送、界面現象)
司会:内本喜晴、岡崎進
パネラー:今井英人、杉山純、山田裕貴、井手本康、館山佳尚
17:30 – 17:35 閉会挨拶 平山俊雄
(RIST)
17:35 閉会

副会場(カンファレンスD)催し

電池材料計算ソフトウエア紹介展示、各施設の利用方法の案内ポスター展示
※各施設:SPring-8、J-PARC/MLF、「京」を中核とするHPCI共用計算資源

お問い合わせ先

お問い合わせ先 〒444-8585 岡崎市明大寺町西郷中38
分子科学研究所 ポスト「京」重点課題5事務局
電話 0564-55-7353
FAX 0564-54-2254(代表)
E-mail ft-energy-office@yfep2.ims.ac.jp
※アドレス中の「@」は、半角にしてお送り下さい。