研究成果

これまでに創出した成果をご紹介します。

サブ課題A 成果例006

理化学研究所 計算科学研究機構 量子系分子科学研究チーム
  • 中嶋 隆人、神谷 宗明、中塚 温、嶺澤 範行、米原 丈博、澤田 啓介、植村 渉

大規模系である有機太陽電池材料の高速・高効率な電子状態計算を実現するため、新しい低次スケーリング計算法PSGAP法を開発し、太陽電池シミュレータのベースとなるNTChemに実装し、有効性を実証した。

低次スケーリング計算法であるpseudospectral法とGaussian auxiliary plane-wave法を組み合わせることで、両者の持つ短所を補って長所を伸ばす新しい低次スケーリング計算法PSGAP法を開発し、太陽電池シミュレータとして実装した。

水クラスターに対する計算スケーリングの比較
計算した分子モデル