サブ課題B 成果例024
名古屋大学 大学院工学研究科
- 岡崎 進、篠田 渉、吉井 範行、安藤 嘉倫、藤本 和士、張 家超
【H30年度】自己拡散係数の新規計算方法
平成30年度はアプリの開発に集中し、サイエンス研究については予備的な検討を行ったのみである。その中で、不均一系において位置に依存する自己拡散係数の数値的に厳密な新規計算方法を提案し、水中の低分子を用いて検証を行った。この方法に基づくと、計算精度の低い従来のランジュバン方程式もしくは一般化ランジュバン方程式の成立を仮定した近似的な方法と異なり、ほぼ正しい自己拡散係数を得ることができた(表1)。