研究成果

これまでに創出した成果をご紹介します。

サブ課題C 成果例003

自然科学研究機構 分子科学研究所
  • 奥村 久士、伊藤 暁、石村 和也

超音波をかけることによる、メタンハイドレードのメカニカルな溶融のシミュレーションを行うために、周期境界条件下でサインカーブ状に時間変化する圧力をかける分子シミュレーション等を開発した。

メタンハイドレートの溶融シミュレーションのため、アプリケーションの高並列化を実施した。10,000並列(コア)を超えての性能劣化を最小限にするため、アルゴリズムから検討し、高並列化を進めた。高並列実行時の性能測定結果を図に示す。12,288並列時で並列加速率11,029となり、殆ど性能劣化がない成果が得られた。今後は、通信の効率化等により、超高並列での性能向上を実現していく。

高並列化時の性能向上率(京コンピュータ)
圧力変化の状況