サブ課題A 成果例004
理化学研究所 計算科学研究機構 量子系分子科学研究チーム
- 中嶋 隆人、神谷 宗明、中塚 温、嶺澤 範行、米原 丈博、澤田 啓介、植村 渉
太陽電池シミュレータのベースとなるNTChemを用いて、有機薄膜太陽電池の有力な材料であるフラーレンの物性の変化を理論予測した。
「NTChem」 と「京」を用いて、有機薄膜太陽電池のアクセプター材料として用いられるフラーレンについて、フラーレンを大きくすることによる物性の変化を実験に先行して理論予測することに成功した。さらに、グラフェンとフラーレンが同じ炭素原子で構成された分子でありながら大きく性質が異なる原因を推定した。