第4回材料系ワークショップ開催のお知らせ
第4回材料系ワークショップ
〜分子動力学計算を中心として〜
2017年10月10日(火) 10:00~17:30 秋葉原UDX 4階 NEXT-1
発表資料 [PDF]をアップロードしました。プログラムの項をご覧ください。
スーパーコンピュータを活用した物質材料の研究・開発において、分子動力学法は有効なシミュレーション手法の1つです。
本ワークショップでは、これまでも企業や研究機関などの材料系分野の研究・開発者の方に、計算シミュレーションの有効性を知って頂くことを目的に、材料系アプリケーションの使い方や研究活用事例、大規模計算を行うためのノウハウ、チューニング手法などの話題を取り上げています。そして、これから使用してみたいという方から、大規模な計算を検討されている方までと幅広く、利用者に有益となるような情報提供を行っています。
今回は、「京」を中核としたHPCIシステム(全国の研究機関に設置されているスーパーコンピュータ)においても利用実績の高い分子動力学計算を中心として、
• LAMMPS, MODYLAS, OCTAなどの分子動力学アプリケーションの事例紹介
• フェーズフィールド法と分子動力学法の連携による大規模な材料系シミュレーションの計算手法やその結果の紹介
• 産業界における燃料電池材料研究に対するシミュレーション研究の動向と将来の展望
• 産業界におけるHPCIシステムの活用
• 材料系シミュレーションの利用環境の紹介
• 今後、材料系シミュレーションのより良い利用環境を構築するために、情報交換、意見交換を行うパネルディスカッション
などのプログラムになっています。
同時に、企業や研究機関において、「京」を中核としたHPCIシステムをご利用頂くための申請手続きや支援サービスなどについての利用相談を行いますので、ご遠慮なくお申し出ください。
なお、このワークショップは、スーパーコンピューティング技術産業応用協議会(産応協/ICSCP)やポスト「京」重点課題5、6、7と共催し、他の材料系シミュレーションに関係する各機関にも協賛して頂き、各機関と連携してこの分野振興を目指しています。
参加申込の受付は終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。
主催・共催・協賛
主催: |
一般財団法人 高度情報科学技術研究機構 |
共催: |
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会(産応協/ICSCP)、ポスト「京」重点課題(5)「エネルギーの高効率な創出、変換・貯蔵、利用の新規基盤技術の開発」、同(6)「革新的クリーンエネルギーシステムの実用化」、同(7)「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成」 |
協賛: |
TIAかけはし、計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS/ISSP)、情報統合型物質・材料開発イニシアティブ(MI2I)、日本材料学会 |
日時
2017年10月10日(火) 10:00~17:30(9:30受付開始)
場所
秋葉原UDX 4階 NEXT-1(東京都千代田区) *JR秋葉原駅電気街口徒歩2分
プログラム(敬称略)発表資料をアップロードしました。
10:00-10:05 | 開会挨拶 高津 英幸(高度情報科学技術研究機構) |
10:05-10:35 | 分子シミュレーションの取り組み事例 諸星 圭(トヨタ自動車株式会社) |
10:35-11:10 | 固体高分子形燃料電池の高性能化に向けた材料シミュレーションへの期待 米田 雅一(みずほ情報総研株式会社)(発表資料 [PDF]) |
11:10-11:40 | 材料系アプリケーションの紹介:利用環境と支援体制 吉澤 香奈子(高度情報科学技術研究機構)(発表資料 [PDF]) |
11:40-12:40 | <ランチタイム> |
12:40-13:15 | 高並列汎用分子動力学シミュレーションソフトMODYLASの開発および研究事例紹介 吉井 範行(名古屋大学)(発表資料 [PDF]) |
13:15-13:50 | ゴム材料のマルチスケールシミュレーション 島 広志(株式会社ブリヂストン)(発表資料 [PDF]) |
13:50-14:25 | スパコンによる大規模フェーズフィールド解析による凝固と粒成長の高精度組織予測 高木 知弘(京都工芸繊維大学)(発表資料 [PDF]) |
14:25-14:45 | <休憩> |
14:45-15:05 | 「京」を中核とするHPCIシステム利用研究課題の募集案内 新宮 哲(高度情報科学技術研究機構)(発表資料 [PDF]) |
15:05-15:25 | クラウドサービスにおける材料系アプリケーションの利用について 松井 周一(NECソリューションイノベータ株式会社)(発表資料 [PDF]) |
15:25-15:45 | HPCIのReady to Useな環境を目指して:RISTが進める「京」を含むHPCIにおけるアプリソフト利用環境整備について 奥田 基(高度情報科学技術研究機構)(発表資料 [PDF]) |
15:45-15:55 | <休憩> |
「材料系シミュレーションのより良い利用環境の構築に向けて」 | |
15:55-17:00 | パネルディスカッション モデレータ:古宇田 光(東京大学物性研究所)(発表資料 [PDF]) パネリスト: 茂本 勇(東レ株式会社, 産応協) / 小沢 拓(株式会社JSOL)(発表資料 [PDF]) / 松井 周一(NECソリューションイノベータ株式会社) / 奥田 基(高度情報科学技術研究機構) |
17:00-17:30 | HPCI利用相談、情報交換(希望者のみ) |
*HPCI利用のための利用相談は、個別にいつでも(10:00~17:30)対応していますので、ご希望の方は当日お申し出ください。
*プログラムは予告なく変更する場合があります。
参加費
無料
定員
120名程度
お申込み
参加申込の受付は終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。
申込締切
2017年10月4日(水) 17:00 *定員になり次第締め切ります
お問い合わせ
高度情報科学技術研究機構 ワークショップ担当
hpci-workshop[-at-]hpci-office.jp ([-at-]は@にしてください。)