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第8回材料系ワークショップ開催のお知らせ

第8回材料系ワークショップ

〜「富岳」時代の材料系シミュレーションの最前線〜

2019年10月18日(金) 10:00~17:30 秋葉原UDX 4階 NEXT-1

発表資料 [PDF]をアップロードしました。プログラムの項をご覧ください。

「京」の共用開始とともに、スーパーコンピュータの利用も拡大し、材料系シミュレーションの研究成果事例も増加しました。2019年8月16日に「京」はその役割を終えて共用を終了し、現在後継機「富岳」の設置準備中です。

本ワークショップでは、これまでにも企業や研究機関などの材料系分野の研究・開発者の方にシミュレーションの有効性を知って頂くことを目的に、材料系アプリケーションの使い方や研究活用事例、大規模シミュレーションを行うためのノウハウ、チューニング手法などの話題を取り上げてきました。そして、これから材料系アプリケーションを使用してみたいという方から、大規模シミュレーションを検討されている方まで幅広く、利用者に有益となるような情報提供を行っています。

今回は、「富岳」時代の新しいスーパーコンピュータにおける材料系シミュレーションの活用に向けて、材料計算に対する量子コンピュータの活用の展望や、機械学習を用いた新しい計算手法の紹介を行います。さらに

• 材料系アプリケーションの研究利用事例

• 産業界における材料シミュレーションの活用例

• 大規模な材料シミュレーションの計算手法やその成果の紹介

• 利用支援、材料系アプリケーションの利用環境整備の紹介

• 「富岳」開発の現状

• 新しいスーパーコンピュータにおける材料系シミュレーションのより良い利用環境を構築するために、情報交換、意見交換を行うパネルディスカッション

などのプログラム構成になっています。

同時に、企業や研究機関において、HPCIシステムをご利用頂くための申請手続きや支援サービスなどについての利用相談を行いますので、遠慮なくお申し出ください。

なお、このワークショップは、スーパーコンピューティング技術産業応用協議会(産応協/ICSCP)やポスト「京」重点課題5、6、7と共催し、他の材料系シミュレーションに関係する各機関にも協賛していただき、各機関と連携してこの分野振興を目指しています。

参加申込人数が定員に達したため、参加申込の受付を終了しました。
多数のお申し込みありがとうございました。

主催・共催・協賛

主催:

一般財団法人 高度情報科学技術研究機構

共催:

スーパーコンピューティング技術産業応用協議会(産応協/ICSCP)、ポスト「京」重点課題(5)「エネルギーの高効率な創出、変換・貯蔵、利用の新規基盤技術の開発」、同(6)「革新的クリーンエネルギーシステムの実用化」、同(7)「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成」

協賛:

TIAかけはし、計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS/ISSP)、情報統合型物質・材料開発イニシアティブ(MI2I)、日本材料学会

日時

2019年10月18日(金) 10:00~17:30(9:30受付開始)

場所

秋葉原UDX 4階 NEXT-1(東京都千代田区) *JR秋葉原駅電気街口徒歩2分

プログラム(敬称略)発表資料をアップロードしました。

司会:白鳥 和矢(三菱ケミカル株式会社, 産応協)

10:00-10:05 開会挨拶
塩原 紀行(高度情報科学技術研究機構)
10:05-10:20 「京」から「富岳」への移行期におけるRISTの利用支援-材料系アプリケーションの利用環境整備の状況
草間 義紀(高度情報科学技術研究機構)(発表資料 [PDF]
10:20-10:40 材料系アプリケーションの利用について
吉澤 香奈子(高度情報科学技術研究機構)(発表資料 [PDF]
10:40-11:15 粗視化モデルにおける粘着剥離シミュレーションの研究
岩方 裕一(リンテック株式会社(発表資料 [PDF]
11:15-11:50 高分子材料の全原子分子動力学計算
藤本 和士(名古屋大学)(発表資料 [PDF]
11:50-12:50 <ランチタイム>
12:50-13:25 第一原理ダイナミクスによる材料の物性・反応解析
重田 育照(筑波大学)(発表資料 [PDF]
13:25-14:00 機械学習を活用したゴム材料開発
小石 正隆(横浜ゴム株式会社)(発表資料 [PDF]
14:00-14:20 スーパーコンピュータ「富岳」の開発
清水 俊幸(富士通株式会社)(発表資料 [PDF]
14:20-14:35 <休憩>
14:35-15:10 材料計算における量子コンピュータとHPCの展望について
湊 雄一郎(MDR株式会社)(発表資料 [PDF]
15:10-15:45 分子動力学計算データを用いた機械学習
泰岡 顕治(慶應義塾大学)(発表資料 [PDF]
15:45-15:50 <休憩>
  「将来の材料系シミュレーションを支えるスーパーコンピュータ」
15:50-17:15 パネルディスカッション
モデレータ:古宇田 光(東京大学物性研究所)
パネリスト:泰岡 顕治(慶應義塾大学) / 湊 雄一郎(MDR株式会社) / 清水 俊幸(富士通株式会社) / 奥田 基(高度情報科学技術研究機構)
17:15-17:30 HPCI・アプリケーション利用相談、情報交換(希望者のみ)

HPCI・アプリケーション利用のための利用相談は、個別にいつでも(10:00~17:30)対応していますので、ご希望の方は当日お申し出ください。

*プログラムは予告なく変更する場合があります。

参加費

無料

定員

120名程度

お申込み

参加申込人数が定員に達したため、参加申込の受付を終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。

申込締切

2019年10月15日(火) 17:00 *定員になり次第締め切ります

お問い合わせ

高度情報科学技術研究機構 ワークショップ担当
hpci-workshop[-at-]hpci-office.jp ([-at-]は@にしてください。)