研究成果

これまでに創出した成果をご紹介します。

サブ課題A 成果例2

神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科

天能 精一郎、大西 裕也、土持 崇嗣、上.島 基之、Xu Enhua

光合成における電荷分離状態や水分解反応を精密に取り扱うために、 新しい電子相関手法であるECISD法を開発し、光合成シミュレータの ベースとなるGELLAN量子化学プログラムに導入し、有効性を実証した。

射影演算子を用いた新しい電子相関手法であるECISD法の開発を行い、 光合成系で重要な強電子相関に加え定量的議論に必要とされる動的相関を 同時に記述することが可能である事を示した。アメリカ化学会で編集者が重要と する論文の一つに選ばれた。

動的相関及び強電子相関の記述が重要な生体分子内Cu2O2核におけるモデル異性化反応のエネルギー図。

bis(μ-oxo)をf=0%、μ-η2:η2 peroxoをf=100%と取ると、動的相関を無視するPHF法では前者がより安定となるが、ECISD法および摂動補正項を加えたECISD+Q法では高精度高コストであるDMRG+CTSDの結果に近づく。